東京オリンピック
年が改まってから様々な事務作業に追われています。頭の中では段取りをつけているのに、時間だけが超過して仕事が一向にはかどらない焦りがあります。先日、そんなことで気分が滅入ったので、近くの温水プールに行ってきました。クロールと平泳ぎで1キロ程泳いで休んでいると、ニコニコした男性から「こんばんわ」と声をかけられました。誰かと思ったら、以前、一緒に祈り会をしていたT牧師でした。その祈り会をしていたのは震災以前のことで、互いに忙しくなってからはしばらく会うこともありませんでした。T牧師は、「平泳ぎがなかなか前に進まないのですよ」という話をしました。そこで私はキックをするタイミングとか、呼吸の仕方について簡単なアドバイスをしました。そういう私は子供の頃から正式に水泳の指導を受けたことがありません。ただ、小川を堰き止めたプールで年長者の泳ぎを見よう見まねで身につけたのです。それに東京オリンピックの影響があります。その頃、家に入ったばかりのテレビを見ながら、選手の手や足の動かし方を一生懸命になって真似たのでした。その後、川で泳ぐことはなくなってしまいましたが、会社員となって一度だけ会社の水泳大会の選手に選ばれたことがあります。メドレーリレーで、私はバタフライのパートを泳ぐことになったのです。他の種目であれば多少の自信がありましたが、バタフライだけは溺れた人がもがいている様子の域を出ません。実はチームの中では誰もバタフライができなかったのです。そんなこともあって大会のルールにより平泳ぎで代用することがゆるされたのでした。しかし試合になると、他のコースの人は皆バタフライをしています。気がつくとが大ブレーキとなり結果はビリとなりました。これについては今でもとても悔しい思いがあります。T牧師と水泳の話をしながら、そうした時間の流れをしみじみ感じることができました。
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あるとき、自分の水着の縫い目がほつれて、お尻に親指大ぐらいの穴が開いてるのを発見しました。そこで思い出したのが、一月ほど前、近くにある温水プールから出たときに、子どもたちや親たちの視線を感じたことです。誤解していたけれど、あれはバタフライを100メートル泳ぎきったことで注目されたんじゃない。「変なおやじがいるぞ」という警告の発信だったと確信し、急に恥ずかしさがこみあげてきました。かと言って生地が薄
記録的に気温が25度を超えたのは、ほんの二週間前のことでした。そのときには11月に夏日になったのが、宮城県内では観測史上初めてであると報道されました。あれから一気に季節が進んだ感じがします。先日まで青空に映えていた街路樹の銀杏が、昨日の強い雨に打たれてほとんど落葉してしまいました。教会の3本のハナミズキでさえ、わずかの葉を残して冬支度をしています。 人生を四季にたとえるなら、自分はとっくに冬になっ