初秋風景
- 秋山善久
- 2017年10月14日
- 読了時間: 1分
紅葉というにはまだ早いのですが、木々の葉に黄色が混じるようになってきました。気温が一気に下がって仙台の最高気温は17度です。二三日前までは暑い暑いといっていたのですから、この急激な変化には体ばかりでなく、頭もついていけない感じです。
散歩で出かけた自然公園の端で、宮城野萩の枝が力なく垂れていました。小さいながら高貴な色をした花びらは、先端から枯れはじめています。広場は芋煮をするグループで賑わっていました。芋煮は、鍋に入れる材料だけでなく、秋の空と水辺が揃うことが大切な要素となります。ここは通い慣れた家からの散歩のコースです。でも今はこの広場に一緒に足を運
んだ愛犬がいないことが痛く思い出されます。ひと月程前に病死したからです。気分転換の
つもりの散歩が、曇り空と相まって一層メランコリックな気分にさせられます。
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介護の夜勤開けでしたが、家に帰って朝食をとる間もなく、慌ただしく新幹線に乗りました。東京で開催された教団総会に出席するためです。仙台を出るときからの雪が東京駅に着いても止まないのは想定外。やはり傘を持ってくるべきだったと悔みながら、会場である両国にある国際ファッションセンタ...
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