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初秋風景

 紅葉というにはまだ早いのですが、木々の葉に黄色が混じるようになってきました。気温が一気に下がって仙台の最高気温は17度です。二三日前までは暑い暑いといっていたのですから、この急激な変化には体ばかりでなく、頭もついていけない感じです。

 散歩で出かけた自然公園の端で、宮城野萩の枝が力なく垂れていました。小さいながら高貴な色をした花びらは、先端から枯れはじめています。広場は芋煮をするグループで賑わっていました。芋煮は、鍋に入れる材料だけでなく、秋の空と水辺が揃うことが大切な要素となります。ここは通い慣れた家からの散歩のコースです。でも今はこの広場に一緒に足を運

んだ愛犬がいないことが痛く思い出されます。ひと月程前に病死したからです。気分転換の

つもりの散歩が、曇り空と相まって一層メランコリックな気分にさせられます。

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東北宣教区のフェローシップ聖会が24日の午後7時~25日の午前まで行われました。全体のテーマが「祝福される交わりと喜び」、講師には東京キリスト教大学大学院教授の岡村直樹先生をお迎えしました。会場は仙台駅に近い貸し会議室で、宿泊も駅に近いホテルです。 聖会の二日目の朝、岡村先生は、ルツ記をテキストに不安について語られました。平安の反対語としてある不安。キリスト者であっても、この不安を逃れることはでき

敬老の日の午後、無性に泳ぎたくなって温水プールに出かけました。例年だと、初秋が感じられる頃なのに、虫の鳴き声と共に夏の太陽が輝いてました。連休の最終日とあって、スポーツパークには親子連れが多くどこも混みあっていましたが、どうしたわけか一つのレーンだけ誰も泳いでいません。プレートに上級者用とあり、25メートル地点で停まらずUターンするように表示されてあります。 子供の頃、泳ぎは家の近くの川で覚えまし

ときどき、自分の力では何ともならない問題に直面することがあります。そんなときには、何とかしなければという心理的な迫りと、自分の力不足を自覚して関わるべきでないという思いがせめぎ合います。以前、震災支援の関係で障がい者施設の立ち上げに関わったときもそうでした。議論が沸騰した長い会議を終えての帰路、まっ暗い夜の海に出て長い時間を過ごしました。善意の支援であっても、それが中途半端で終わったら、かえって相

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