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羊の声

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2019年2月2日
  • 読了時間: 1分

 教会は、「わたしの羊はわたしの声を聞き分けます」(ヨハネ10:27)という言葉でスタートした年でしたが、早くも12分の1が過ぎてしまいました。例年、この時期は各種の事務作業に追われ、アっという間に時が過ぎてしまいます。静まって考えてみると、主イエスは羊飼いの姿ではなく、声の方に注意を向けているのですね。何の武器も持たない羊は、視力と聴力が共に優れているということです。遠方にいる羊飼いであっても、羊は見分けることができないことはないでしょう。そんな中で聞くということが優先されるのは、神の言葉は信仰をもって聞かれなければならないからですね。

子供の頃、春先になると山羊が出産するのが楽しみでした。子山羊は成長が早く、生まれてから一週間もすると散歩に連れていくことができました。純白な毛に覆われた姿は美しく、綱をつけなくても一生懸命にいてくるのがとてもかわいらしく思えたものです。ただ、それは小さいときだけであって、大人になるに従い言うことを聞かなくなります。

 キリスト者は羊にたとえられています。大人になるに従い、羊飼いの声をますます聴き分ける者になりたいですね。

 
 
 

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