核融合

 ある方と常温核融合の話をしました。国立大の工学部出身で博士号を持つ彼は、常温で重水素と水素を反応させて核融合をすることができるのではないかというのです。私は、だいぶ前に新聞でそのような記事を目にしたことを思い出しました。もし、それが可能であるなら、世界のエネルギー問題は一挙に解決することになるでしょう。けれども、あの記事の後に常温核融合の実験が成功したというようなニュースに触れることはありませんでした。常温どころか、世界の研究機関では極低温の核融合であっても、プラズマを封じ込めることはできないというのが現状だと思います。それに熱交換の問題があります。1億度の熱をどうやってとり出してタービンを回すのかということです。金属ナトリウムを使うというのが有力で研究が進められていますが、この物質の最大の問題は水と反応すると爆発してしまうということです。私は以前に働いていた職場で、金属ナトリウムのポンプを設置する作業をしていて、水厳禁の巨大な実験装置に触れながら恐怖感を抱いたのでした。核融合は人類の夢であると言われています。それは地上に太陽を造ることでしょう。しかし実際の太陽が、地球から一億五千万キロの離れた所に置かれいることに神の知恵があるように思います。

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トリチウム

トリチウムが含まれる福島原発の処理水を、水で薄めて海洋放出することが政府内で決定されました。このことでは福島の漁業関係者ばかりではなく、周辺国を巻き込んで大きな反対の声があがっています。放射線と聞いただけで恐怖感もつ人が多いので、いくら安全だというデーターが示されても、海洋投棄がされたら風評被害が拡大することは避けられないでしょう。 原発事故が発生する前には、トリチウムという物質は一般にはほとんど

感染拡大

報道されているように、仙台市内でも新型コロナウィルスの感染が急速に拡大しています。教会としても、今まで以上に注意しなければならないと自戒しています。例年ですと、 近くのミッションスクールに通う新入生が顔を出す時期です。けれども先日、学校からは、「積極的に教会に出席をすることを勧めることを控えております」との連絡がありました。授業はいよいよオンライン化が進んでいるようです。牧師が関わる会議も、百パー

桜の開花

小学校の校庭に植えられた桜のつぼみが膨らんで、淡く緑がかってきました。東京では例年より早く開花が宣言されましたが、仙台でも今年は開花が早まりそうです。昨年の12月頃にはとても寒い日が続いて、何年かぶりで水道が凍結するということがありました。まだ大丈夫と思って、水抜き対策をしなかったための失敗でした。そのときには雪のため建物全体が底冷えして、春がずっと遠く感じられたものでした。テレビで解説する気象予

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