コロナウィルス
新型コロナウィルスの蔓延によって、日本各地のコンサートやイベントなどが中止に追い込まれています。仙台市内では、3月11日に予定していた東日本大震災の犠牲者を偲ぶ追悼集会が中止となりました。毎年、仙台青葉壮教会を会場に、教派を越えて行っていた集会ですが、思いも因らずこのような結果になってしまったことは残念としか言いようがありません。それにしても、このコロナウィルスは、今後、私たちの社会全体にどのような影響を及ぼし続けるのでしょうか。それは医療、経済、教育、交通、介護、スポーツなど、あらゆる分野に大きな負荷を与えることでしょう。私自身は、週に何回か高齢者の介護施設で夜勤をしていますが、もし、そこにコロナウィルスが入り込んだら、適切に対応できるだろうかと心配になります。しかし考えてみると、人の罪の性質というのも、これと似たものがあるようにも思います。感染ということでは、人は罪に対して防ぎようがない弱さを抱えているからです。コロナウィルスは新薬の開発が急がれています。そのうちワクチンが使用できるようになるでしょう。そうすれば、この問題を人類は克服したということになるのかも知れません。でも、罪に対して人は無力のままであることを自覚し続けたいと思います。ただ、福音だけがこの罪から救ってくださる。人の弱さを自覚しながら、福音の恵みを語っていきたいと思います。
最新記事
すべて表示ある方から干し柿をいただきました。丁寧に包んである薄紙を開くと、掌の半分より少し大きめの立派なものでした。弾力があって琥珀色に輝いている。「今までで一番いいできでした。」との知人のことばも頷けます。口に入れると、甘さといい、ふくよかさといい、自分がこれまで食べてきた干し柿の...
パリオリンピックが始まりました。出場するアスリートは、どれだけ多くの練習を積んだことか。メダルを獲得するとか、入賞することの栄誉もあるでしょうが、そのための努力にはただただ頭が下がるばかりです。 自分の人生を振り返ってみると、スポーツと呼ぶにはレベルが遠く及ばないにしても、...
教会のツツジが咲いています。この淡いピンクの花は、一緒に植えてある杉科の植物にとても映えるのです。手入れさえ良ければ生垣をもっと美しく整えることができるのでしょう。でも残念なことに、所々、昨年の夏にチェーンソーを入れたときの残骸を痛々しく晒しています。既に杉科の植物の何本か...