挿し木
更新日:2023年8月30日
二年程前から、道路と建物の間に植えてある杉科の植物が枯れるようになりました。知り合いの植木屋さんに聞くと、剪定の仕方が根本的に間違っているとのこと。そういえば、以前、家内が買ってきたばかりの剪定バリカンのようなもので、一気に頭だけ刈り揃えたのでした。素人目にはきれいに仕上がったようでしたが、生垣にしてみればとんでもないことをしてくれたということでしょう。木の先っぽの方だけに葉っぱが残っているのもあります。そうでないものは完全に枯れてしまっている。「そうなったら、もうダメです。植え替えるしかないですよ」と植木屋さん。枯れた木の抜き方だけを手まねして教えてくれました。「挿し木はだめですか」と食い下がる私に植木屋さんは黙って手を振るだけ。問題外といったふうでした。ホームセンターでは同種のものを見つけられないし、杉科の植物は挿し木ができないということで諦めていたのです。ところが、今年の春先にyou tubeをみていたら、杉っぽい植物を挿し木しているのをみつけました。「ひょっとするとできるかもしれない」それを参考にしてプランターに挿し木をしてみました。それから毎日、水やりを欠かさないできたのです。3ケ月が過ぎて、半分のものは枯れてしまいましたが、半分はこの夏の暑さに耐えて新しく芽を出しています。かすかな希望が現実となった瞬間です。
最新記事
すべて表示ある方から干し柿をいただきました。丁寧に包んである薄紙を開くと、掌の半分より少し大きめの立派なものでした。弾力があって琥珀色に輝いている。「今までで一番いいできでした。」との知人のことばも頷けます。口に入れると、甘さといい、ふくよかさといい、自分がこれまで食べてきた干し柿の...
パリオリンピックが始まりました。出場するアスリートは、どれだけ多くの練習を積んだことか。メダルを獲得するとか、入賞することの栄誉もあるでしょうが、そのための努力にはただただ頭が下がるばかりです。 自分の人生を振り返ってみると、スポーツと呼ぶにはレベルが遠く及ばないにしても、...
教会のツツジが咲いています。この淡いピンクの花は、一緒に植えてある杉科の植物にとても映えるのです。手入れさえ良ければ生垣をもっと美しく整えることができるのでしょう。でも残念なことに、所々、昨年の夏にチェーンソーを入れたときの残骸を痛々しく晒しています。既に杉科の植物の何本か...
Kommentarer