金木犀

 教会がある住宅街のどこからか、金木犀の香りが漂っています。小さな花は目立たないけれど、香りは独特で誰にでも見分けがつくのがいいですね。銀杏の香りとは雲泥の差といったら、銀杏に失礼になるかしらん。

 この香りを嗅ぐと、青年の頃、初めて教会にいったときのことが思い出されます。全盲であるというその牧師は、目が不自由であるとは感じさせない明るさで、ジョークを交えながら迎えてくださいました。開拓教会で、普通の家を改造したという建物は、そのことで評判になる程に教会のイメージではありませんでした。それでも高校生や青年がたくさん集まっていたので驚いたものです。それから一年ほどして、牧師の転任が決まりました。その牧師の証しをまとめた金木犀というタイトルの本が後に出版されました。目の不自由な牧師にとって、香りは非常に重要な知覚であったのですが、金木犀の香りはキリストの香りを思わせるものであったようです。金木犀の香りは、青年の頃のさまざまな出来事を思い出させます。

最新記事

すべて表示

トリチウム

トリチウムが含まれる福島原発の処理水を、水で薄めて海洋放出することが政府内で決定されました。このことでは福島の漁業関係者ばかりではなく、周辺国を巻き込んで大きな反対の声があがっています。放射線と聞いただけで恐怖感もつ人が多いので、いくら安全だというデーターが示されても、海洋投棄がされたら風評被害が拡大することは避けられないでしょう。 原発事故が発生する前には、トリチウムという物質は一般にはほとんど

感染拡大

報道されているように、仙台市内でも新型コロナウィルスの感染が急速に拡大しています。教会としても、今まで以上に注意しなければならないと自戒しています。例年ですと、 近くのミッションスクールに通う新入生が顔を出す時期です。けれども先日、学校からは、「積極的に教会に出席をすることを勧めることを控えております」との連絡がありました。授業はいよいよオンライン化が進んでいるようです。牧師が関わる会議も、百パー

桜の開花

小学校の校庭に植えられた桜のつぼみが膨らんで、淡く緑がかってきました。東京では例年より早く開花が宣言されましたが、仙台でも今年は開花が早まりそうです。昨年の12月頃にはとても寒い日が続いて、何年かぶりで水道が凍結するということがありました。まだ大丈夫と思って、水抜き対策をしなかったための失敗でした。そのときには雪のため建物全体が底冷えして、春がずっと遠く感じられたものでした。テレビで解説する気象予

最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square