牧師になるのに
13 時間前
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先日、ある方から「先生はどういうふうにして牧師になったのですか」と質問を受けました。聖会の交わりで、グループに分かれて弁当を食べていたときのことでした。そのとき50数年前の記憶が、昨日のようによみがえりました。
もちろん、牧師になるまでに、いろいろな経緯があります。少しきざな言い方になってしまいますが、分水嶺になったのは、スポルジョンの「牧会入門」という本との出会いではなかったかという気がしています。その第一章には、「教役者への召し」が語られていて、それが判断を明確にしたからです。
50年ほど前、わたしが通っていた教会で、役員補佐という役が与えられていました。役員会と青年会とのパイプとしての働きが主な役割です。はじめて役員会なるものに出席してみると、事務的な審議とは別に学びのときがありました。そこでテキストとされたのが、出版されたばかりの「牧会入門」でした。驚いたのは、牧師になるのに、誰かの推薦とか本人の熱意だけに頼ってはならないと警告されていることでした。併せて神の召命のことと、それを正しく知ることが強調されています。
自分の場合、これをどういうふうに考えたらいいのか、ずいぶんと長い迷いがありました。そうした中で決断してきたのが、今に続いていると言えるでしょう。そうでなかったら、牧師になどなりはしなかった。仮になったとしても、続けることはできなかったことは確実なのです。

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