top of page

星の鎖

  • 2025年10月11日
  • 読了時間: 2分

 「見上げてごらん。夜の星を」

 こんな古い歌を口ずさみながら、宇宙のことを思い巡らすことがあります。子どもの頃から、星を眺めていることが好きでした。そんな中、最近、興味をそそられているのがブラックマターです。ブラックマターとは、天文学の理論のために考え出された、仮説上の物質のことで実態はわからないままでした。これが世間の注目を集めるようになったのは、2017年、アメリカの研究チームが、重力波を検出したことによります。重力派による光の屈折により、ブラックマターの存在が現実味を帯びてきたのです。そのときの研究チームは、この業績によりノーベル賞を受賞しています。今では、宇宙の中でブラックマターが占める割合が、目に見える物質の5陪とも言われれています。

 旧約聖書のヨブ記に「あなたはすばるの鎖を結ぶことができるか。オリオン座の綱を解くことができるか」(38:31)という御言葉があります。それは神の全能に比べ、人の知識が如何に限られたものであるか、という文脈で語られたものです。古代には星と星を結ぶものとは想像もつかないことだったでしょう。近代の知識をもってすれば、あるいは重力の可能性をあげることができるかもしれません。それにしても、オリオンの三星は千光年も離れていて、とても綱にも鎖にもなれそうにない。そんなことを考えていたとき、ひょっとするとブラックエネルギーが働いているのかもしれないと思い付きました。もちろん、何の裏付けもありません。でも、そんな風に考えると、宇宙への見方も、そして聖書への理解も広がってくるような気がいたします。

 
 
 

最新記事

すべて表示
開所式

実家は、気仙沼市の山奥にあります。8年程前、その家の納屋を改装してNPO法人が立ち上がりました。障害を抱えた子どもたちや高齢者の居場所作りとして、看護師を定年退職した義姉が中心としてはじめたのでした。その頃、わたしは別のNPO法人と関係をもっていたので、立ち上げのための相談を請われ、今に至っています。  施設といっても、所詮は納屋の一角であり、設備の点でも広さの点でも充分ではなく、理想にはほど遠い

 
 
 
再会

数年前、思いがけなく声をかけられて、青年時代の知人と再会しました。およそ50年ぶりになります。かつて私は日立製作所の社員でした。配属されていた現場には、開発を始めたばかりの超伝導の製品が流れていました。核融合の実験装置とか、リニアモーターカーの浮上装置のような物です。これは最先端の部署で学ぶようにと、担当課長の配慮によるものです。それでも、わたし自身は、連日の単調な作業に飽き飽きしていました。  

 
 
 
梅の香り

春の気配が漂う川沿いの道を散歩しました。愛犬がいた頃には、連れだってよく歩いた路ですが、五年ほど前に寿命でいなくなってからは、この道を通るのも久しぶりです。土手に枝を張った老梅は、もう満開が過ぎていました。それでも、白い花びらから放つ強い香りは春の到来を告げていて、鼻孔を懐かしく刺激します。大きく息を吸い込むと、子どもの頃の記憶が呼び覚まされました。  この季節だからでしょう。思い出したのは、笹竹

 
 
 

コメント


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2023 by COMMUNITY CHURCH. Proudly created with Wix.com

bottom of page