top of page

母の日

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 5月11日
  • 読了時間: 2分

5月の第二日曜日は母の日です。今では広く知られていますが、この習慣が始まったのは1905年、アメリカのウェブスターの一教会での出来事が由来とされています。

 アンナ・ジャービスという女性が、母の追悼集会にたくさんのカーネーションをもって来て母への感謝を表したというのです。そのことが、出席していた人々に深い感動を与え、その波紋が広がったたことがきっかけとなりました。その後、ジョンワナメーカーによって、5月の第2日曜日が母の日として記念されるようになります。さらにアメリカ議会は1914年、母の日を国民の祝日と制定するに及びました。

「あなたの父と母を敬え」とはモーセの十戒においては第4戒です。パウロはこれを「約束を伴った第一の教え」と語っています。(エペソ6:2)

 旧約の時代から、神の民は律法により親への敬意を教えられたのでした。但しこの教えは、他の戒めのように懲罰的な枠で規範をつくるのではなく、祝福があかしされることによって教育されたのです。

 宗教改革者カルバンは、子供が親を敬うことは、人が神を畏れることに繋がると言っています。人間関係の秩序が、創造者と被造物という縦の関係を導くとするのです。裏返してみれば、子供が親を敬うことをなくして、神を信じることは難しいものがあるということです。そこに親側の責任があるといえるでしょう。

 親であれば誰でも、子供の将来が幸せであってほしいと願います。そうであればこそ、神が約束しておられるところに立脚すべきという思いを一層強くします。

 
 
 

最新記事

すべて表示
星の鎖

「見上げてごらん。夜の星を」  こんな古い歌を口ずさみながら、宇宙のことを思い巡らすことがあります。子どもの頃から、星を眺めていることが好きでした。そんな中、最近、興味をそそられているのがブラックマターです。ブラックマターとは、天文学の理論のために考え出された、仮説上の物質...

 
 
 
カレブの信仰

今週、当教団の木谷信三牧先生が天に召されました。84歳まで現役を務め、今年から支援教師として後進の指導に回った矢先のことです。木谷先生は、目標を定めてそれを着実に実行する人でした。そこにどんなに困難があっても、信仰によって乗り越える大胆さがあります。そうした信仰の源泉になっ...

 
 
 
邂逅

自分の人生を振り返ってみるとき、二十歳のころ、何げなく立ち寄った町の本屋で、一冊の本を手にしたことが転換点であったように思います。それは、亀井勝一郎という文芸評論家による「読書論」という文庫本でした。今でも覚えているのは、日本人の無神論について触れられていた箇所です。...

 
 
 

コメント


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2023 by COMMUNITY CHURCH. Proudly created with Wix.com

bottom of page