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開所式

  • 22 時間前
  • 読了時間: 2分

 実家は、気仙沼市の山奥にあります。8年程前、その家の納屋を改装してNPO法人が立ち上がりました。障害を抱えた子どもたちや高齢者の居場所作りとして、看護師を定年退職した義姉が中心としてはじめたのでした。その頃、わたしは別のNPO法人と関係をもっていたので、立ち上げのための相談を請われ、今に至っています。

 施設といっても、所詮は納屋の一角であり、設備の点でも広さの点でも充分ではなく、理想にはほど遠いものでした。それでも協力者が得られ、着実に進展してきました。大きく変ったのは、5年前に閉校になった近くの小学校を借り受けることができるようになったことです。それはある面で奇跡的なことだったのですが、地道にしてきた地域活動の評価が、市の理解に繋がったようです。

 先日、そこにグループホームが建設され、開所式が行われました。わたしは礼拝後に駆けつけたので、式典には間に合いませんでしたが、祝賀式に参加することができました。経緯を振り返れば、最初はビニールで部屋を区切り、突き破れば崖から転落するような所での活動でした。それが今では各教室が使え、広い校庭があり、そしてグループホームまであるのです。2.3人で始めたことが、嘱託職員を含めると職員が43名になったいます。昨年は、地域活動が評価され、街づくり総務大臣賞もいただきました。

 ここに至るまでの道は驚きの連続でした。それはまた、小さい者の中に働く主の恵みです。障害を抱えたお子さんをお持ちのご家族は、それぞれに異なった悩みを抱えておられます。そのひとつひとつに適切に対応することは不可能に思えます。それでも、そうしたことを受け止める場所があるとき、主は恵みをもってこたえてくださる。

「神のなさることは、すべてときにかなって美しい」伝道者の書3:11

 
 
 

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