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向きを変えて

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2023年2月9日
  • 読了時間: 1分

 沖縄の友人から電話がかかってきて、キャンプの準備をしていると楽しそうに話してくれました。「夏は暑すぎるし、蚊が多いからキャンプには全く不向きだからねえ」とのこと。うらやましいと言っていいのか、どうか。何にせよ、いつの時代どこにあっても困難さはつきまとうものだと思わされました。

 多くの場合、そうした困難さへの向き合い方が、人生の方向性を決めていくのだと思います。壁があるから前に進めないと言ってしまうば、そこから動くことはないでしょう。申命記1章6節に「あなたがたはこの山に十分長くとどまった。あなたがたは向きを変えて出発せよ」とあります。私たちの教会が、今年の年間聖句としているものです。

 イスラエルの民が約束の地を目前にして立ち塞がった壁は、そこにエジプトを脱出してから経験したことのない強い民族が住んでいるという事実でした。そのことが神とイスラエルの間に結ばれた契約を見えなくしたのです。そして38年間、民はカデシ・バルネアに留まったままでした。私たちの教会が現在の地に移って20年の月日が経ちました。そこでどれだけ前進できたかと自省しています。そして今、神の約束をどう受け止めるか。信仰によってこれまでになく前に進みたいと思っています。


 
 
 

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