top of page

失敗について

  • 2022年4月21日
  • 読了時間: 2分

 財布を持つのを忘れたままバスに乗ってしまいました。スマホは対応していないし、Suicaも持っていない。未だに整理券によって現金払いしているアナログ人間です。どうしようと冷や汗が出てしまいました。駅近くにある施設で開催された宣教会議のため、前の晩、パソコン、マイク、スピーカーと一つ一つを確認してカバンに詰め込んだのです。出がけにいつもなら車で行くのに、駐車料金が高いからと慣れないバスにしたことが大失敗。でも、駅が近くなって大恥をかくことを覚悟したときに、カバンの底から小銭入れが見つかって何とか支払うことができました。

 若い頃からへまを重ねました。いったい幾つになったら、こんな失敗から解放されるのだろうと考えてしまいます。そんな自分も変わるのはもう無理としか言えない年齢になっています。失敗を数えたらきりがありません。その会議の中で、ある人から失敗談を聞きたいという話がありました。私の場合、失敗談ならいくらでも出すことができるのですが。

 失敗と並んで人生を埋め尽くしているのが罪です。振り返ってみると、何と多くの罪が思い返されることか。失敗と罪は似通っているようでありながら全く違うことでしょう。失敗は忘れることができるし、時間と共に変質してしまうこともある。それに対し罪は赦されないかぎり解決することはないからです。毎日、報道されているウクライナとロシアの戦争。これは誰かの間違いや失敗ではなく、神の前にある人の罪だと気づかされます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
開所式

実家は、気仙沼市の山奥にあります。8年程前、その家の納屋を改装してNPO法人が立ち上がりました。障害を抱えた子どもたちや高齢者の居場所作りとして、看護師を定年退職した義姉が中心としてはじめたのでした。その頃、わたしは別のNPO法人と関係をもっていたので、立ち上げのための相談を請われ、今に至っています。  施設といっても、所詮は納屋の一角であり、設備の点でも広さの点でも充分ではなく、理想にはほど遠い

 
 
 
再会

数年前、思いがけなく声をかけられて、青年時代の知人と再会しました。およそ50年ぶりになります。かつて私は日立製作所の社員でした。配属されていた現場には、開発を始めたばかりの超伝導の製品が流れていました。核融合の実験装置とか、リニアモーターカーの浮上装置のような物です。これは最先端の部署で学ぶようにと、担当課長の配慮によるものです。それでも、わたし自身は、連日の単調な作業に飽き飽きしていました。  

 
 
 
梅の香り

春の気配が漂う川沿いの道を散歩しました。愛犬がいた頃には、連れだってよく歩いた路ですが、五年ほど前に寿命でいなくなってからは、この道を通るのも久しぶりです。土手に枝を張った老梅は、もう満開が過ぎていました。それでも、白い花びらから放つ強い香りは春の到来を告げていて、鼻孔を懐かしく刺激します。大きく息を吸い込むと、子どもの頃の記憶が呼び覚まされました。  この季節だからでしょう。思い出したのは、笹竹

 
 
 

コメント


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2023 by COMMUNITY CHURCH. Proudly created with Wix.com

bottom of page