雷おやじ

  先日、図書館で調べものをしていたら、落雷のためか突然に停電になってしまいました。すぐに「ただ今、電気系統の故障により停電になっています。担当者が復旧に努めていますが、皆様には大変ご迷惑をおかけしています。」と館内アナウンスが流れました。皆黙ってそれを聞いていたのです。すると、「何で故障なんだ。すぐに直せ」と大声で叫ぶ声がしました。みると激高しているのは、紳士然としたご高齢の方でした。あわてて職員が駆けより、丁寧に説明したものの男性の怒りは治まることがありません。薄暗く静まりかえった館内に、男性の声だけが響き渡っていました。その様子を入館者たちは、半ば呆れ顔で成り行きを見守っていたのです。そのやりとりがしばらくあった後、今度は別の高齢男性が「あいつを静かにさせろ」と女性職員に迫っていました。これには私もあっけにとられてしまいました。昔から雷おやじという言葉がありましたが、近ごろの雷は所かまわず落ちてしまうようです。

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年の瀬

年の瀬と言いますが、年末に追い詰められて仕事を二つも三つも掛け持ちしているような感じになっています。「それは性格なんだよ。何かがくっついてるんじゃないの」と昔からの友人には笑われます。振り返ってみると、いつも何かに追われているようで、走っていないと落ち着かないところがあります。それでも不思議と体力だけは守られていて、徹夜に近いことが続いても一日休むとほとんど回復することができます。 そんな私も数年

金木犀

教会がある住宅街のどこからか、金木犀の香りが漂っています。小さな花は目立たないけれど、香りは独特で誰にでも見分けがつくのがいいですね。銀杏の香りとは雲泥の差といったら、銀杏に失礼になるかしらん。 この香りを嗅ぐと、青年の頃、初めて教会にいったときのことが思い出されます。全盲であるというその牧師は、目が不自由であるとは感じさせない明るさで、ジョークを交えながら迎えてくださいました。開拓教会で、普通の

ズームの祈り会

新型コロナウィルスの感染予防のため、祈祷会は教会と各家庭をオンラインで結んでしています。ズームというアプリを使うのですが、最初は戸惑っていたマイクなど事前の調整も、数を重ねるにつれて問題なく進行するようになりました。四国の大学で学んでいるT君が画面の中で話すのをみるとき、距離を感じさせない現実が不思議に思えるほどです。祈祷会はメッセージ形式ではなく、参加者が共に学ぶ形式でしています。そうしたところ

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