雷おやじ
先日、図書館で調べものをしていたら、落雷のためか突然に停電になってしまいました。すぐに「ただ今、電気系統の故障により停電になっています。担当者が復旧に努めていますが、皆様には大変ご迷惑をおかけしています。」と館内アナウンスが流れました。皆黙ってそれを聞いていたのです。すると、「何で故障なんだ。すぐに直せ」と大声で叫ぶ声がしました。みると激高しているのは、紳士然としたご高齢の方でした。あわてて職員が駆けより、丁寧に説明したものの男性の怒りは治まることがありません。薄暗く静まりかえった館内に、男性の声だけが響き渡っていました。その様子を入館者たちは、半ば呆れ顔で成り行きを見守っていたのです。そのやりとりがしばらくあった後、今度は別の高齢男性が「あいつを静かにさせろ」と女性職員に迫っていました。これには私もあっけにとられてしまいました。昔から雷おやじという言葉がありましたが、近ごろの雷は所かまわず落ちてしまうようです。
最新記事
すべて表示いつの頃からか、急に読書量が減ってしまったような気がします。ちまたで言われているように、スマホとかパソコンが影響しているのかもしれません。これではけないと、今年の初めに自分でノルマを課したのですが、それがなかなか守れない。図書館から借りてきた本が、未読のまま今も机に積みあがっています。せめて信仰書だけはと思うものの、これも読みかけのままになっているのは、理解力が相当減退して読書のスピードが落ちたか
沖縄の友人から電話がかかってきて、キャンプの準備をしていると楽しそうに話してくれました。「夏は暑すぎるし、蚊が多いからキャンプには全く不向きだからねえ」とのこと。うらやましいと言っていいのか、どうか。何にせよ、いつの時代どこにあっても困難さはつきまとうものだと思わされました。 多くの場合、そうした困難さへの向き合い方が、人生の方向性を決めていくのだと思います。壁があるから前に進めないと言ってしまう
昨年末、新型コロナウィルスとインフルエンザのダブルパンチが心配されました。1月頃にそのピークが来るのではないかということで、私も5回目の接種とインフルエンザの予防接種を受けたのでした。その効果なのかどうか、感謝なことに私自身はこれまでコロナにもインフルエンザにも感染することなく日を過ごさせていただいています。ただし、全国的にみると、このところ高齢者の死亡者数が増えていることが気になります。知り合い