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核融合

  • 2019年5月2日
  • 読了時間: 2分

 ある方と常温核融合の話をしました。国立大の工学部出身で博士号を持つ彼は、常温で重水素と水素を反応させて核融合をすることができるのではないかというのです。私は、だいぶ前に新聞でそのような記事を目にしたことを思い出しました。もし、それが可能であるなら、世界のエネルギー問題は一挙に解決することになるでしょう。けれども、あの記事の後に常温核融合の実験が成功したというようなニュースに触れることはありませんでした。常温どころか、世界の研究機関では極低温の核融合であっても、プラズマを封じ込めることはできないというのが現状だと思います。それに熱交換の問題があります。1億度の熱をどうやってとり出してタービンを回すのかということです。金属ナトリウムを使うというのが有力で研究が進められていますが、この物質の最大の問題は水と反応すると爆発してしまうということです。私は以前に働いていた職場で、金属ナトリウムのポンプを設置する作業をしていて、水厳禁の巨大な実験装置に触れながら恐怖感を抱いたのでした。核融合は人類の夢であると言われています。それは地上に太陽を造ることでしょう。しかし実際の太陽が、地球から一億五千万キロの離れた所に置かれいることに神の知恵があるように思います。

 
 
 

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開所式

実家は、気仙沼市の山奥にあります。8年程前、その家の納屋を改装してNPO法人が立ち上がりました。障害を抱えた子どもたちや高齢者の居場所作りとして、看護師を定年退職した義姉が中心としてはじめたのでした。その頃、わたしは別のNPO法人と関係をもっていたので、立ち上げのための相談を請われ、今に至っています。  施設といっても、所詮は納屋の一角であり、設備の点でも広さの点でも充分ではなく、理想にはほど遠い

 
 
 
再会

数年前、思いがけなく声をかけられて、青年時代の知人と再会しました。およそ50年ぶりになります。かつて私は日立製作所の社員でした。配属されていた現場には、開発を始めたばかりの超伝導の製品が流れていました。核融合の実験装置とか、リニアモーターカーの浮上装置のような物です。これは最先端の部署で学ぶようにと、担当課長の配慮によるものです。それでも、わたし自身は、連日の単調な作業に飽き飽きしていました。  

 
 
 
梅の香り

春の気配が漂う川沿いの道を散歩しました。愛犬がいた頃には、連れだってよく歩いた路ですが、五年ほど前に寿命でいなくなってからは、この道を通るのも久しぶりです。土手に枝を張った老梅は、もう満開が過ぎていました。それでも、白い花びらから放つ強い香りは春の到来を告げていて、鼻孔を懐かしく刺激します。大きく息を吸い込むと、子どもの頃の記憶が呼び覚まされました。  この季節だからでしょう。思い出したのは、笹竹

 
 
 

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