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  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2019年5月23日

 雨が降り続いたときに、アマガエルの擬態について考えてみました。擬態というのは、体の色やかたちを周囲の環境に合わせて天敵から身を守ることです。アマガエルは草の中にいるときには緑色をしていますが、泥の中では土色に変化することが知られています。まるでドラえもんの道具のようなもので、子ども向けの本などでは生物が長い進化の過程で身につけたものと説明されます。けれども単純に考えて、どうしても解せないことがあります。それは、アマガエルはどのようにして自分を認識するのかということです。自分を客観的に認識できなければ、自分の体の色がどうなっているかなんて記憶することができない。そうであれば、そこから皮膚の色を変えるなどという飛躍的なことは絶対に無理でしょう。試しにアマガエルの前に鏡を置いて、そこに映るカエルの姿を自分と同一視できるかどうか実験して確かめることができるかもしれません。もし同一視できるなら、アマガエルは水たまりに映る姿を自己と同一視できることにつながります。時間があれば、そんな研究をしてみたい。アマガエルの前に鏡をおいて、自己と認識できるかどうか。誰か同じようなことを考えてチャンジする人はいないかな。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2019年5月11日

高齢者の介護施設で働くようになって4年になります。週3日の夜勤での軽作業ですが、これに通常の牧師の業務が重なると結構きついものがあります。夜勤明けに教団の委員会で東京まで出張し、帰ってきてからそのまま夜勤ということも珍しくなくなりました。合間を縫って原稿書きや事務作業、それに訪問とか他の会議や集会などが加わります。これが会社であったら、間違いなくブラック企業だろうと一人で苦笑したりします。40代や50代のときには、こんな生活パターンでは体がついていかなかったでしょう。それが不思議なことにと66歳の今は大丈夫なのです。今週は夜勤明けで、大学礼拝の奉仕をしてきました。大学まで車で40分かかるので、居眠り運転にならないよう車の中で仮眠をとってからです。礼拝への学生の参加人数は、入学当初よりずっと減っている感じでした。それでも500人ぐらいの学生が御言葉に耳を傾けてくれました。友人は、「そんなことをしていたら、いつ倒れるかしれないよ」と忠告してくれます。確かにそうかもしれない。最近、心臓の動きが弱ってきているようにも思う。自信過剰にならないように思います。でも、こうしたことにも主の守りがあるのです。だから感謝して行けるところまで行ってみようと考えています。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2019年5月2日

 ある方と常温核融合の話をしました。国立大の工学部出身で博士号を持つ彼は、常温で重水素と水素を反応させて核融合をすることができるのではないかというのです。私は、だいぶ前に新聞でそのような記事を目にしたことを思い出しました。もし、それが可能であるなら、世界のエネルギー問題は一挙に解決することになるでしょう。けれども、あの記事の後に常温核融合の実験が成功したというようなニュースに触れることはありませんでした。常温どころか、世界の研究機関では極低温の核融合であっても、プラズマを封じ込めることはできないというのが現状だと思います。それに熱交換の問題があります。1億度の熱をどうやってとり出してタービンを回すのかということです。金属ナトリウムを使うというのが有力で研究が進められていますが、この物質の最大の問題は水と反応すると爆発してしまうということです。私は以前に働いていた職場で、金属ナトリウムのポンプを設置する作業をしていて、水厳禁の巨大な実験装置に触れながら恐怖感を抱いたのでした。核融合は人類の夢であると言われています。それは地上に太陽を造ることでしょう。しかし実際の太陽が、地球から一億五千万キロの離れた所に置かれいることに神の知恵があるように思います。

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