top of page
  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2021年4月26日

更新日:2021年5月3日

なくした眼鏡を探すのが嫌で、安い代替品をいくつかを買いそろえています。それでも見つけるのに手間取ってしまう。先日、出先でバックからスマフォを取り出したとき、いっしょに入れていたはずの眼鏡がみつかりません。バックの隅々を探しても、ポケットの中に手を入れてもどこにもない。どうにもならなくて、そのままスマフォを開いてみました。すると、いつもは霞んでみえない文字が鮮明に見えているのです。おかしい、目がよくなったのかな。ひょっとして若返ったのかと思って額に手を当てると、探していた眼鏡に指が触れました。

 以前、大学礼拝で奉仕していたとき、講壇の上に置いた聖書がよく見えないということがありました。これは、そこを照らすライトのせいだと思って、担当者に改善してくれるように頼んだのでした。ところが次のときに行くと、照明は前と少しも違っていません。聖書は相変わらずぼやけて見えます。どうしてなんだろうと少しイライラしたのですが、ふと、これは私の目が弱っていためではないかという考えが頭に浮かびました。翌日、100円ショップで老眼鏡を買い求め、それをかけてみると実によくみえる。そのときから眼鏡が手放せなくなりました。若いときから両眼の視力は2.0で、密かな自慢でした。その驕りが目の衰えを気付かせなくしていたのです。それから多くの時間が過ぎましたが、眼鏡の置き場所を探すという習慣だけは、未だになくならないでいます。嫌でも受け入れて付き合っていくしかないのでしょう。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2021年4月19日

更新日:2021年4月22日

 気候が良くなってきたのに、コロナのため気軽に外に出るということが難しくなってきています。仙台の昨日の感染者数は28人。ひところより減少傾向にありますが、病床使用率は87.8%と依然として高止まりしたままです。

 そんなこんなで何もが内向きになってしまうので、頭の体操というか思考を少し外に向けてみましょう。つまり宇宙の話。それもいっそのことですから大風呂敷を広げて宇宙の果てにまで思いを巡らしてみました。地球から一番遠い天体というと、現在知られているのは、きりん座の方向にあるMACSO647-JDだそうです。ネットで調べると、地球からの距離が319億光年とあります。それが何だと思われるかも知れません。でも単純に考えれば319億年前の光を、今、地球で観測していることになるのですね。地球ができたのが46億年前とされているので、それがいかに遠い過去のことであるかがわかります。

 SFになどにに出てくるタイムマシンは、作ることが不可能なことが科学的に立証されています。でも、私たちは夜空というパノラマ画面を通して、日常的に時の異なる光をみているのです。250万年前のアンドロメダの星雲とか、430年前の北極星というふうにです。光年という距離の単位を時間に置き換えて考えてみれば、これはとてもロマンがあって不思議な感じがします。

 たとえてみれば星を観察することは、タイムマシンとまではいかなくてもアルバム写真を見ているようなことではないかと私は思います。アルバムには幼稚園で仲好しだったNちゃんや、学生時代に友人であったK君のものもある。でも、急に懐かしくなって幼稚園時代のNちゃんに会いに行ったとしても、過去の記憶とは違う全く別人になっていたということが予想されます。

 実際に今のアンドロメダを見に行くことはできませんが、行ったとしても全く別の世界になっていることだけは確かなようです。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2021年4月15日

更新日:2021年4月19日

 トリチウムが含まれる福島原発の処理水を、水で薄めて海洋放出することが政府内で決定されました。このことでは福島の漁業関係者ばかりではなく、周辺国を巻き込んで大きな反対の声があがっています。放射線と聞いただけで恐怖感もつ人が多いので、いくら安全だというデーターが示されても、海洋投棄がされたら風評被害が拡大することは避けられないでしょう。

 原発事故が発生する前には、トリチウムという物質は一般にはほとんど知られていませんでした。けれども、40年程前、トリチウムは国の命運を決する重要な物質としてもてはやされたことがあります。学者の中には、非常に少ないこの物質の争奪が世界大戦に発展するという人までいたのです。何に使うかというと、核融合の原料とされたのでした。核融合とは、水素と重水素とトリチウムが素粒子に分解された中でヘリウムに合成されることです。このときに巨大なエネルギーが発生するのですが、ウランの核分裂と違って核物質を放出することはないとされています。太陽は核融合でエネルギーを供給しているので、核融合のことを地上に人口の太陽を造ることだとも言われます。そのため先進国では競って建設プロジェクトが立ち上がっていました。かつて私がいた会社では幾つかの実験装置を受注していて、私はその装置の真空度を高める作業をしていました。

 けれども、プラズマ状態になった素粒子を電磁波で封じ込めコントロールするということは非常に難しく、今日に至るまでどこの国でも成功していません。仮に核融合が臨界という状態を維持したとしても、一億度もの熱をどのように取り出して発電に生かすかという課題が残されています。

 原子番号では水素は1、ヘリウムが2、トリチウムは3です。そこからすると、これらの物質は単純な構造をしているよう思われがちです。けれども、実際には何もわかっていないということなのかもしれません。科学の進歩は人類に無限の可能性を与えるものとされていますが、人は創造者の前にもっと謙遜にされることが求められているような気がします。

タグから検索
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2023 by COMMUNITY CHURCH. Proudly created with Wix.com

bottom of page