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  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2021年4月8日

 報道されているように、仙台市内でも新型コロナウィルスの感染が急速に拡大しています。教会としても、今まで以上に注意しなければならないと自戒しています。例年ですと、

近くのミッションスクールに通う新入生が顔を出す時期です。けれども先日、学校からは、「積極的に教会に出席をすることを勧めることを控えております」との連絡がありました。授業はいよいよオンライン化が進んでいるようです。牧師が関わる会議も、百パーセント近くリモートになっています。

 けれども、そうした機器によるコニュニケーションは、どこかに落とし穴があるのではないかという心配があります。以前、幼少期にデジタル映像を多くみた子供がの絵が、記号化してしまい、およそ人間性を感じられないということが、精神科医に指摘されたことがありました。人と人との触れ合いというのは、一般的な情報に限ることではなく様々な要素の交流を含んでいるためだと思います。今は、そうした気がつかない部分が欠落したまま、人間関係作りや学びや社会の構成がされている。もちろん、感染が収束すれば、そこにある制限は一気に取り払われるでしょう。そのときをひたすら待つのも一案ですが、この状況の中で、何かの方法で欠けを補う努力もしたいと思います。それは感染防止のルールを破ることによってではなく、積極的に新しいことを見出すことによってです。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2021年3月16日

 小学校の校庭に植えられた桜のつぼみが膨らんで、淡く緑がかってきました。東京では例年より早く開花が宣言されましたが、仙台でも今年は開花が早まりそうです。昨年の12月頃にはとても寒い日が続いて、何年かぶりで水道が凍結するということがありました。まだ大丈夫と思って、水抜き対策をしなかったための失敗でした。そのときには雪のため建物全体が底冷えして、春がずっと遠く感じられたものでした。テレビで解説する気象予報師によると、その寒さによって桜の開花スイッチが入ったというのですから不思議なものものです。

 教会の前は通学路なので、毎日、登下校の子供たちの姿を目にします。そこで気になるのは、以前より子供たちの元気さが失われているような気がすることです。マスクをしているので、口が押えられて自由さが奪われているためでしょうか。あるいは、心の中まで薄く幕がかかったようになっていないか心配になります。

 10年前、震災があったとき、桜を見るのが辛い思いをした記憶があります。被災地の異常事態に、いつもなら普通に受け入れられることが、そうすることができない戸惑いがありました。そして、何気ない日常が如何に薄い基盤の上にあることかと気付かされました。そんな中で、生き方そのものが問い直されたはずです。もしかすると、コロナ禍のことでも、そんな問いが世界的に課せられているのかもしれません。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2021年2月20日

 昨日、東北ヘルプの事務局長をしているK師と二人で、気仙沼市にある二つの障がい者施設を訪問してきました。コロナウィルスの感染が心配されるようになって、一年以上、遠出を控えていたのですが、この4月から新しく事業展開するNPO法人の施設を、監事として是非ともみておく必要が生じたからです。幸い、県内の感染状況も治まってきていました。

 実はこの施設「水梨カフェ」は、2年前、実家の納屋で始まったものです。帰省したときに、義姉から地域の活性化のために、新しく福祉事業を始めたいと相談を受けました。そこで私が理事をしているNPO法人「セミナーレ」を紹介したのが後々のきっかけになりました。このときに紹介したセミナーレ(イタリア語の種蒔きの意)は、東日本大震災の後、障がい者を抱えた親たちの叫びに応えるかたちで建設されたものです。当初はプレハブのユニットでスタートしたのでした。全くの素人集団によるチャレンジであり、資金も経験もノウハウもありませんでした。それでも障がい児を持つ親たちの熱意にほだされて、様々な人たちが献身的に関わってきました。仙台キリスト教連合の下部組織である東北ヘルプは、他の諸団体と共に当初から支援をしてきたのです。そうしたことが実を結び、今は最初の所から近くに1600坪の土地を購入し、スプリンクラーを備えた施設が建っています。

 前述のように「水梨カフェ」は、このような経緯を辿った「セミナーレ」をモデルにして始まったのでした。けれども、実家の崩れかかった庭先の納屋で、ビニールシートを利用しながら細々と始まったとき、正直、この先もやっていけるのだろうかと心配になりました。それが、最近廃校になった小学校を借り受け、そこに全面的に事業が移ることになったというのです。それは私が卒業した小学校です。でもその頃とは違い築30年もしない比較的に新しい建物となっています。廃校になったときの児童数が18名で、今の時点で利用している障がい者が30数名とのこと。中に入って驚いたのは、障がい者施設としては考えられないような広さでした。小学校なのだから広いのは当たり前なのですが。何かとても不思議な感じがしてしまいます。そしてそれは、私たちの教会が今の会堂を取得したときと似ているような気がしました。

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