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  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2018年7月14日

T学院の大学礼拝で奉仕させていただきました。始まる前にN教授から「お願いですから聖書を語ってください」の一言。聞けば自分の体験を語って終わる方もおられるとのことです。N教授自身も礼拝を楽しみにしているのに、聖書が語られないときは本当にがっかりだといいます。ミッションスクールの礼拝で聖書が語られないとしたら何を語るのかという思いがしますが、それなりに考えがあるのでしょう。でも、どうしたものかと考えてしまいました。今は夏休み前で、入学時のように千人も集まることはありません。チャペルの席についているのは、300人ぐらいの学生です。それでも99パーセントが未信者なですから、この機会を生かしたいと切に思わされます。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2017年11月28日

 なくしたままになっていた尺八が本棚の後ろから見つかりました。半年以上、触れていなかったので、とても満足な音は出ないだろうと思いました。ところが手にとって諦め半分に吹いてみると、意外や意外、以前と変わらない音が響きます。所詮、自己流ですので、レベルは自ずと知れたものですが、それでも曲らしい音にはなります。

 若いときにはクラリネットを吹いていました。尺八は穴の数が5つしかないので、穴の数とそれを抑える機能性はクラリネットと決定的に違います。それでも右手の小指とか左手親指の使い方には共通のものがあります。

 俗に「首振り3年ころ8年」と言います。首振りは、吹く角度を変えることで音程を上下させる技術で、それができるまで3年かかるということです。ころとは、ころころ音回しができるようになることで、それをマスターするのに8年と言われます。

 震災の年、廃棄された瓦礫の中にあったのがこの尺八でした。息を吹き込むことで命がよみがえるような思いで吹いてきました。何度か人の前で吹いたのですが、このいのちが輝くには、まだまだ時間を要します。

  • 執筆者の写真: 秋山善久
    秋山善久
  • 2017年11月12日

教団一斉の防災訓練をしました。今年はリアル避難体験がテーマです。それに先立って今年の5月、教団としてまとめた広域災害対策ガイドラインを各教会に配布していました。今回の訓練は、それに即した訓練ということになります。私自身は、ガイドラインを作成した委員会の委員長でしたので、今回の訓練においても責任者のようになっています。

 当協会では、礼拝後、地震発生の音声を合図に、身を低くして、頭を守り、動かないという訓練をしました。その後、安全な場所に避難し、防災担当役員が点呼をとりました。

 その間に、ある教会から留守電話が入っていました。教団の防災訓練書き込みサイトが容量いっぱいになっていて、書き込みができない状態だというのです。このサイトは、広域災害発生時に、すぐに開設されるもので、各教会が被災地の様子を逸早く知るため、各教会で書き込むようになっています。それが容量いっぱいになっていたのは、古いものがそのまま残っていたためです。訓練は単純なことなので頭ではわかっているつもりになってしまいがちです。けれども実際に行動してみると、想定外のことが発生してしまう。そんなとき、パニックにならないようにする。訓練の意味を新たに覚えました。

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